愛媛県南予地方は、四国と呼ばれる島の南部に位置し、今もなお日本の里山や自然、歴史、文化が色濃残っており、急がずに日本を楽しみたい方にぴったりの地域です。 本記事ではゆっくりと家族旅行いオススメな、日本の田舎の自然と文化を楽しめるオススメのプランを紹介します。
2024.11.14日本の里山を家族で旅する1週間
東京や大阪など、日本を代表する大都市への旅行も素晴らしいですが、家族で日本に来られる方には静かな地域に行くのがおすすめです。そんな方には愛媛県南予地方は、まさにぴったりの地域です。都会とはかけ離れた田舎の風景や、田舎ならでは郷土料理、観光客のいない美しい景色など。子ども連れで楽しめる場所が、愛媛県南予地方には溢れています。
今回の記事では、そんな家族連れの観光客の方が日本を満喫できる、愛媛県南予地方での1週間旅を紹介します!
南予地方はレンタカーがおすすめ!
愛媛県南予地方を旅する場合、移動手段はレンタカーをご利用ください。レンタカーを移動の幅が広がり、日本の田舎をより楽しめます。日本でのレンタカーの借り方は、こちらの記事をご参考ください。
1~3日目 内子町で日本の文化に溶け込みもう!
内子町は人口15000人ほどの小さな町です。内子町には歴史的な建築物から美しい日本の里山の風景まで、日本の田舎を感じられる場所がいくつもあります。まずは内子町で「日本らしい風景」を楽しみましょう!
知清公園
内子町の知清公園は、日本の田舎を感じるにはピッタリの場所です。内子町を流れる小田川は非常に水が透き通っており、川も浅いので安心して遊ぶことができます。また、道の駅「内子フレッシュパークからり」も隣接しているので、食事や買い物も楽しめます。
八日市・護国の町並み
八日市・護国の町並みには、1700年後半から約1920年に建てられた日本の伝統的な家屋が並びます。まさに日本の歴史を感じるにはふさわしい場所です。人通りも少なく、落ち着いて町歩きを楽しむことができます。また、古民家ショップやカフェもあるので、一日中周っても飽きることはないでしょう。
サイクリング
内子を十分に楽しむためにはレンタサイクルを借りましょう。町中では日本の伝統的な建築が楽しめ、町から少し離れると美しい日本の里山の風景が楽しめます。普通の自転車なら1日700円、E-Bikeなら1日3000円から借りることができます。
レンタサイクルの借り方は、こちらの動画をご確認ください。
ギルディング体験
内子町で文化体験をするなら、間違いなくギルディング体験がオススメです。内子は元々、日本でも有数の和紙の産地であり、現在でも高級和紙として日本中で使用されています。そんな内子の和紙と金属箔を使ったギルディングという技術が融合しました。独創的な美しい金属箔の輝きが美しく、忘れられない体験になること間違いなしです。内子に来たら、ここにしかない技術を体験しましょう!
宿泊は内子晴れで
宿泊は内子晴れに泊まりましょう。内子晴れは内子の歴史ある町並みの中にあるゲストハウスです。古民家ゲストハウスですが、手入れが行き届いた清潔感のある宿泊施設です。
フレンドリーなスタッフと落ち着いた雰囲気の古民家は、間違いなく旅人を癒してくれます!
3~5日目 大洲市で日本の田舎やグルメを堪能しよう!
大洲市は内子町の隣にある、人口4万人ほどの町です。かつてはどんどん衰退している町でしたが、ここ数年は活気にあふれています。大洲の町中に増えた空き家を解体することなく、ホテルやショップに改修することで、町が見事に息を吹き返しました。そんな大洲も家族で日本旅行をするにはおすすめの場所です!
大洲の田園風景
日本に来たら、田園風景を楽しまないわけにはいきません!大洲の中心には肱川という川が流れ、その脇には田園風景が広がっています。その風景はまさに美しい日本の原風景。季節によっても風景が変わるため、いつ訪れてもその景色を楽しむことができます!
ポコペン横丁
ポコペン横丁はまさに100年前の日本の風景。日曜日になると、100年前の趣きをもった屋台が軒を連ね、昔のコマやフラフープ、食事などを楽しめます。施設の中にはある思い出倉庫には、日本の昔のおもちゃや家具・家電、更には車や自転車などが所狭しと並べられています。日本の方には懐かしく感じられますが、海外からの来た方には逆に新しく見えるのではないでしょうか?
大洲城
大洲に来たら大洲城に行かないことはできません!大洲城は約20年前に再建された城ですが、木材のみを使用して当時の姿に完全復元しています。城と黒のコントラストが美しい大洲城に行くと、家族全員が大興奮すること間違いなしです!
大洲市のグルメ
大洲市には様々な郷土料理があり、どれも絶品です。いもたきや川魚、豚と栗を混ぜたとんくりまぶしなどがあります。特にいもたきは昔から大洲で親しまれている料理で、間違いなく食べたほうが良い郷土料理です!毎年9月上旬から10月には多く大洲市民がいもたきを愉しみます。是非、地元住人から愛されている郷土料理をお楽しみください!
大洲の宿泊は「はたごや霧中」へ
宿泊ははたごや霧中に宿泊するのが間違いありません。10畳の和室で定員4名のドミトリーで、大洲城や臥龍山荘などの観光名所も徒歩10分ほどでアクセスできます。はたご屋霧中は、もともと空き家となっていた築140年以上の文房具屋を改修して営業しているゲストハウスです。オーナーは大洲で川下りの船頭をしており、大洲を知り尽くしている方なので、大洲のことを何でも聞くことができます!
NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町に宿泊もオススメ
また、宿泊する際にはNIPPONIA HOTEL 大洲 城下町も忘れられない体験になるはずです。NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町は、大洲の空き家となっていた歴史的な建築を改修した分散型ホテルです。それぞれの建物にはストーリーがあり、まるで町に溶け込むような宿泊体験は一生の思い出となるでしょう。NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
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【日本の伝統を感じるホテル】NIPPONIA HOTEL 大洲 城下町を紹介!
2024.11.15
5~7日目 西予市で日本の里山の風景を楽しもう!
西予市は人口3万人ほどの、日本特有の海・山・里が残っている地域です。家族で日本のゆっくりとした時間を楽しむのであれば、西予市は最も適した地域です。ここでは家族で来られた方にオススメしたい西予の魅力をいくつか紹介します!
田んぼに浮かぶ「わらマンモス」
西予市では日本でも有数の米の産地。美しい田んぼが広がる西予市には突如としてマンモスの親子が出現します。実はこのマンモスは藁できた「わらマンモス」。わらマンモスは、地元の有志と東京の大学生が協力して制作されました。平和な田んぼに存在するマンモスには、驚くこと間違いないでしょう!
明浜町でシーカヤック
西予市でも特におすすめの体験はシーカヤックです。西予市明浜地区の海は穏やかで、抜群の透明度を誇ります。シーカヤックは沈むこともないので、小さなお子様連れの家族でも安心です!その他にも、明浜地区にはSUPや釣り、海水浴場など、様々なアクティビティが提供されています。
また、明浜町の最大の特徴は、美しい日本の集落が残っていることです。背面の山には明浜地区の最大の産業であるみかんの段々畑があり、限られた平地でコミュニティを形成しています。その中で明浜地区の魅力を未来へ残すべく、タコ漁体験や様々な体験コンテンツを提供しています。
ぞうきんがけ体験
西予市にある宇和米博物館では、109mの廊下でぞうきんがけ体験をすることができます。宇和米博物館は1928年に建てられた、元々小学校だった建物です。現在では、米の産地である宇和らしく、農工具や米作りの紹介をしています。日本でもここでしかできない体験は、家族みんなで楽しめるはずです!
宿泊はento houseへ
宿泊は是非ento houseに泊まってください。。先述した明浜地区からは少し離れていますが、レンタカ一で周遊していれば問題ない距離です。一棟貸し切り型のゲストハウスやBAR併設のドミトリールームがございます。宿の周りは閑静な里山になっており、ゆっくりと休むにはとても素晴らしい場所です。スタッフも英語対応可能なので、安心して宿泊できます!